14兆円市場という巨大マーケットへの拡大が見込まれる中古住宅市場

今、さまざまな事業者が参入し始めており、買取再販や仲介リノベーションに取り組み始めています。

しかし、買取再販の市場規模や、稼ぐためのビジネスモデル、競合となるライバル情報など、わからないことばかりだという声が数多くあります。

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中古住宅・買取再販&リノベ市場データブック2023-2024
もくじ

The Japan Journal of Remodeling © 2023

中古住宅・買取再販&リノベ
市場データブック2023-2024

A4版 / 122ページ

発行元

中古住宅買取再販&リノベ市場データブック2023-2024

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発行:株式会社リフォーム産業新聞社
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中古住宅・買取再販&リノベ市場データブック2023-2024

◆1章 増加し続ける中古住宅ストックと流通の実態
[1] 6つの視点で理解する中古住宅の中身
中古住宅数と持ち家・借家の分類 ストック数は6241戸超、世帯数を800万戸上回る
居住世帯のある住宅数と持ち家率 持ち家率は61%、過去15年間ほぼ横ばい
住宅タイプ別分類 「戸建て」対「共同住宅」、戸建て上回る
築年数分類 1991年~2000年完工物件が最多
耐震性 耐震化率、15年で75%→87%
断熱性 無断熱住宅は3割、現行の省エネ基準適合住宅は13%

[2] 新築つくり過ぎで起きた深刻な空き家問題
空き家 348万戸の「その他空き家」が問題に
新設住宅着工数 新築は横ばいで推移、80万戸台にとどまる

[3] 年間16万戸取引される中古住宅流通のリアル
流通の仕組みと流通戸数 ストック増えるも流通数は16万戸で推移
流通戸数の住宅タイプ別分類 戸建ては減少トレンド、マンションは7万戸台で推移
成約価格 マンションは前年度比28%増の2864万円に
新築と中古の価格差 新築注文戸建ては中古の7割高い
仲介手数料 中古住宅の仲介手数料市場規模は3127億円
流動性 戸建てよりマンションが流通しやすい
新設住宅着工に対する中古流通比率 中古住宅比率は14.5%、イギリスは85%
宅地建物取引業者数の推移 宅建業者、1.1%増の12万8597業者に

≪政策・法制度≫中古住宅流通活性化の12の取り組み
1. 住生活基本計画 … リフォーム含め14兆円市場へ
2. 安心R住宅 … 品質高い中古にRマーク
3. 既存住宅売買瑕疵保険 … トラブルに1000万円までの保険金
4. 建物状況調査 … 中古売買時に建物を診断
5. インスペクション告知義務化 … 建物診断の利用促進へ
6. 買取再販物件の税に関する特例措置 … 登録免許税や取得税の負担軽減
7. 既存住宅の長期優良住宅制度 … 性能高い住宅をストック市場に増やす
8. 住宅性能表示制度 … 中古住宅の性能を明らかに
9. 住宅履歴情報 … メンテや改修履歴を保存
10. 中古住宅の査定方法の刷新 … 改修も査定価格に反映へ
11. 住宅ローン控除 … 築古住宅も減税対象に
12. 囲い込み防止 … 売却依頼主の不利益なくす



◆2章 中古住宅購入者の属性分析とニーズの変化
[1] 知られざる中古購入者の正体とお金事情
中古住宅購入者の年齢と居住人数 購入者は30~40歳代が55%
世帯年収 世帯年収の平均は696万円
購入資金と住宅ローン 平均購入金額は2660万円

[2] 消える「新築至上主義」、若者が中古に求めるモノ
賃貸からの住み替え需要  5人に1人が中古住宅を希望

購入物件の建築時期とこだわり 戸建ては築26年、マンションは築18年
購入理由・新築との比較検討 中古を選ぶ最大の理由は「安さ」
賃貸からの住み替え需要 5人に1人が中古住宅を希望
物件情報の取得・購入形態 業者よりもネットを重視
購入前後のリフォーム状況 買主のリフォーム割合39%に減少
瑕疵保険とインスペクションの利用状況 瑕疵保険加入割合は31%



◆3章 急増する買取再販業の実態と主要事業者分析
[1] 参入相次ぐ買取再販ビジネスの仕組みと市場規模
ビジネスモデル・主要企業 中古物件を仕入れて改修後に売却
市場規模 1兆円超える市場規模に

[2] 6種のランキングで主要プレーヤーを分析
買取再販年間販売戸数ランキング カチタスが独走、5209戸販売
トップ10企業のランキングの推移 10の経営指標(平均値)

マンション買取再販戸数ランキング 
増加戸数ランキング
 レジデンシャル不動産、1673戸で1位

戸建て買取再販戸数ランキング
増加戸数ランキング
 カチタス、リプライスの2強

買取再販売上高ランキング
売上高伸び率ランキング
 カチタス、17%増収の812億円に

平均単価ランキング(戸建て、マンション)
 リビタ、平均単価1億2000万円に

仕入れ戸数ランキング
増加数ランキング
 長谷工、43%増の1139戸

[3] 有力事業者35社、直近5年の業績解説
カチタス … 業界売上1位、販売戸数12%増の5209戸に
リプライス … 戸建てが7割、販売件数15%増の1718戸に
レジデンシャル不動産 … マンション買取再販1位の実績
スター・マイカ・ホールディングス … 保有物件数は3798戸 
大京穴吹不動産 … 31%増収で売上432億円に
インテリックス … 高断熱・高機密リノベを推進
フジ住宅 … 分譲・土地活用も手がける総合住宅会社
ホームネット … 不動産査定にAI活用、販売戸数は1000戸突破
長谷工リアルエステート … 前年比3割増の888件販売
イーグランド … 平均単価2425万円、年間865戸販売
オークラヤ住宅 … 単価上昇し買取再販売上は27%増の246億円に
エフステージ … 首都圏で664戸販売、FCも展開
マイプレイス … 証券・不動産のあかつき本社グループ
ランドネット … 投資用再販に加え実需用ファミリー物件が増加
未来都市開発 … 単価16%増の4300万円に
大和ハウスグループ … 売上高263億円、単価は5400万円超え
グローバルベイス … 都心好立地に強み、販売価格は6700万円
スプリングエステート … 販売数400戸突破、35%増収の135億円
東武住販 … 戸建てが9割以上
シンプレクス・リアルティ … 販売単価は5%増の5800万円に
タイセイ・ハウジーリバース … 一都三県で中古マンション再生、売上98億円
ムゲンエステート … ビル再生と居住用物件再生の2本柱
ベストランド … 売上減少も単価は26%増
三春情報センター … 神奈川県に30拠点以上のドミナント出店
東京テアトル … 映画事業に加え買取再販も展開
あなぶきグループ … 賃貸マンションやリースバック物件を再生販売
アート・クラフト・サイエンス … 売上高は18%増の71億円に
MIRARTHホールディングス … タカラレーベンから社名変更、再販売上は7%増
リビタ … 1棟マンション再生の先駆的企業
中央住宅(ポラスグループ) … 新築戸建てオーナーから物件買い取りに強み
幸せホーム … 新潟エリアで戸建ての中古住宅販売
明和地所 … 新築デベが中古再生強化、90%増収に
中古住宅情報館 … 北関東中心で累計1600棟超、戸建てが96%
アイビーアイ … 平均販売単価は17%増の3270万円
リアル … 断熱改修にこだわり差別化

[4] 増収企業4社のトップが語る独自戦略
カチタス 仕入れ物件の78%が空き家
ホームネット AI査定活用で仕入れ強化
レジデンシャル不動産 月6万円で買える割安中古が人気
イーグランド リゾート物件の再生を開始



◆4章 広がる「リノベ付き」の売買仲介
[1] 仲介+リノベの仕組みと参入企業分析
ビジネスモデル 仲介もリノベもワンストップで対応
業務フロー 仲介、リノベ、ローンを同時並行で
参入企業 建築系業者が不動産仲介に参入
市場規模 年間取引額は6314億円

[2] リノベ10億円超えの主要6社の戦略
groove agent 単価800万円のリノベ、年間200件受注
不動産SHOPナカジツ 定額パック人気、年間300件の受注
ALLAGI 仲介+リノベ提案で20億円
ウィル 中古住宅提案に設計担当も同席
フロンティアホールディングス 不動産仲介FCでトップクラスの実績
sumarch リノベ単価は1000万円超え




◆5章 20万戸市場に拡大か、中古マーケットの未来
[1] 新築減でもストックや空き家は増加の一途
ストック・空き家の長期予測 2038年に7262戸7358戸の予測も
新設住宅着工の長期予測 2040年度には55万戸に激減


[2] リノベ済物件増加で中古流通活性化
中古住宅流通戸数の長期予測 2040年には20万戸に拡大

[3] マンション軸に伸びる買取再販業
買取再販市場規模の長期予測 市場規模は1兆5000億円


買取再販ビジネストレンド予測
 性能向上リノベが増加
 オーナーチェンジ物件の仕入れ
 リースバックで直接仕入れ
 ハウスメーカー、買取再販を新たな柱に
 工務店がモデルルーム型「買取再販」
 仕入れ業務をDX化

[4] 仲介リノベ、サービス定着で市場拡大
仲介リノベ市場規模の長期予測 中古流通増加で2030年8800億円に拡大


仲介リノベビジネストレンド予測
 リフォーム会社や新築会社が仲介に続々参入
 不動産FCがリノベを強化する時代に
 中古物件の「専門店」、続々と


≪付録≫中古住宅流通市場で活用できる資格一覧

≪ 購入方法 ≫

※商品の発送は7月28日からとなります。

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