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発行:株式会社リフォーム産業新聞社
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◆1章 中古住宅ストックの実態
中古住宅数① ストック数は6502万戸、5年前に比べ4%増
中古住宅数② 住宅数増加率1位は沖縄で7%増
新設住宅着工戸数 空き家急増も、いまだ毎年80万戸以上の新築着工
空き家 385万戸の「放置空き家」への対策が急務
住宅ストックの構造と劣化状態 木造比率は54%、年々構成比は減少
戸建て・共同住宅分類① 「戸建て」比率0.6ポイント減の50.8%
戸建て・共同住宅分類② 戸建て数は2933万戸、増加数は鈍化
居住世帯のある住宅数と持ち家率 持ち家比率は6割前後で推移し、大きな変化なし
築年数分類 築18年~27年の住宅が最多
耐震性① 1982年以降建築は4050万戸
耐震性② 新耐震住宅でも86%が倒壊の可能性
省エネ性① 二重サッシ導入進むが、無断熱は3割
省エネ性② 中古住み替え後に2~3割が二重窓改修
◆2章 中古住宅流通の実態
流通の仕組み 仲介に加え、業者の「買取再販」での流通が増加
販売動向 既存住宅の移転登記量、年々増加傾向に
流通戸数と住宅タイプ別分類 中古マンション流通が増加、7.9万戸に
中古住宅流通比率 新築着工数に対し中古流通は14%
流動性 中古戸建て、マンションより流通しにくく
成約価格 中古マンションは2865万円で高止まり
新築と中古の価格差 注文住宅と中古戸建ての差は1991万円に拡大
市場規模 手数料市場は3000億円超え
事業者数 宅建業者、毎年増加し13万に
中古住宅流通活性化の主な政策・法制度
1) 省エネ性能表示制度
2) 安心R住宅
3) 買取再販物件の税に関する特例措置
4) 既存住宅の長期優良住宅制度
5) 住宅性能表示制度
6) 住宅ローン減税と建物の省エネ化
7) 既存住宅売買瑕疵保険
8) 建物状況調査
9) インスペクション告知義務化
10) 住宅履歴情報
◆3章 中古住宅購入者の実態
中古住宅購入者の年齢と居住人数 40代が最多の27%、次いで30代が26%
世帯年収 2.3%減の680万円に、戸建ては668万円
購入資金と住宅ローン 2.4%増の2730万円に、中古戸建て資金上昇
購入物件の建築時期 戸建ては築25年、マンションは築20年
購入前後のリフォーム状況 リフォーム率が3ポイント上昇の42%に
瑕疵保険とインスペクションの利用状況 「保険分からない」が4割超え、認知進まず
購入理由・新築との比較検討① 中古購入者、間取り・広さを重視
購入理由・新築との比較検討② 中古戸建てにした理由、「戸建てだから」が最多
物件情報の取得・購入形態 ネットで物件探し、10ポイント増の61%
コラム
新築にこだわる層、半数割れ
新築販売に商機なし?
◆4章 中古住宅ビジネス解説①買取再販
買取再販ビジネスの概要 流通しにくい中古を「改修」して商品化
買取再販市場規模 2023年は1兆3300億円と推計、年間5万個弱流通
買取再販年間販売戸数ランキング2024
最大手カチタスに次いでレジデンシャル不動産が2位に
トップ10企業のランキング順位の推移
10の経営指標(平均値)
マンション買取再販戸数ランキング2024
レジデンシャル不動産、12%増の1885戸
戸建て買取再販戸数ランキング
カチタス、7%増の5227戸
買取再販売上高ランキング
2位の大京穴吹不動産、130億円増の561億円に
平均販売単価ランキング
リビタが1位、1億3000万円に
仕入れ戸数ランキング
ベスト5まで、仕入れ戸数1000戸超
≪買取再販主要企業分析≫
カチタス 再販売上7%増の876億円、販売戸数6%増の5227戸に
レジデンシャル不動産 マンション販売、12%増の1885戸
リプライス 再販売上4%減の374億円、販売戸数は1634戸
大京穴吹不動産 販売戸数15%増と好調、売上3割増の561億円に
スター・マイカ・ホールディングス 再販売上481億円、過去最高を更新
インテリックス 断熱等級4以上のリノベマンション推進
ホームネット 買取再販のDX推進、販売戸数は1000戸超え
フジ住宅 販売戸数1000戸超え、大阪1位の実績
イーグランド リゾート物件の再生も開始
ランドネット ワンルームマンション軸に800戸超販売
エフステージ 買取再販ノウハウのフランチャイズ展開も
マイプレイス マンション特化、再販売上18%増の278億円
オークラヤ住宅 売買仲介と二本柱、再販売上は223億円
未来都市開発 過去最高の234億円を記録、販売戸数は18%増
大和ハウスグループ 売上高6%増の280億円、販売戸数は14%の555戸
グローバルベイス 平均単価21%増の8130万円
ムゲンエステート 買取再販売上が約2倍の211億円に拡大
スプリングエステート 売上、単価、戸数すべて過去最高
東武住販 戸建て再販の有力事業者、年間362戸販売
タイセイ・ハウジーリバース 販売価格7%増の3600万円まで上昇
シンプレクス・リアルティ 平均単価は3割アップの7500万円
東京テアトル 再販戸数231戸で過去最高
中央住宅(ポラスグループ) 分譲住宅大手、買取再販で60億円
あなぶきグループ 賃貸中のマンションを買取、退去後に販売
ベストランド マンション再販に注力、販売価格7%増
MIRARTHホールディングス マンション12%増の202戸販売
アート・クラフト・サイエンス 平均販売価格は5%増の4320万円
明和地所 再販で100億円突破、新築デベの新事業
三春情報センター 神奈川県内に密着、年160戸超を再販
不動産SHOPナカジツ 愛知地盤の売買仲介会社、買取再販で38億円
花菱不動産 一都三県中心に買取再販注力、売上49億円に
幸せホーム 新潟を地盤に年間120戸の戸建て再生
中古住宅情報館 北関東で戸建て中心に120戸超の買取再販
リビングライフ 総合不動産会社が買取再販、販売戸数110戸
アイビーアイ 再販事業、3割増収の34億円
リビタ 平均販売価格は1億3000万円に上昇
リアル 中古マンションの断熱改修にこだわり
≪買取再販注目企業≫
レジデンシャル不動産 21%増収の365億円 買取再販物件を年1885戸販売
リプライス 中古戸建てを買取り再生 年間1634戸販売
スター・マイカ・ホールディングス 中古マンション売上高488億円 オーナーチェンジ物件に強み
property technologies AI査定を武器に 26年に買取再販2000戸計画
エフステージ 80戸増の744件販売 リノステージ吸収で来期800戸へ
ムゲンエステート 買取再販軸に年商516億円 投資用と住居用の2本柱
リアル 中古の省エネ改修に注力 内窓設置で光熱費2割減
◆5章 中古住宅ビジネス解説② 売買仲介リノベ
ビジネスの特徴・主な事業者 中古住宅にリノベーションもセットで提案
業務フロー 物件費用、リノベ費用のバランス調整が鍵
仲介リノベ市場規模 売買仲介に伴う改修は6500億円超
≪仲介リノベ注目企業≫
カワムラホーム 中古住宅リノベの専門店運営 3店舗で改修売上7億円
不動産SHOPナカジツ 38拠点で不動産対応 中古仲介にリフォ―ム同時提案
ウィル 全国22拠点で不動産営業 リフォーム売上22億円
◆6章 中古住宅ビジネス解説③ 空き家利活用・除去
空き家対策の政策・法改正 「管理不全空き家」は固定資産税が6倍
空き家ビジネス 利活用や解体、6種のビジネスが登場
キーワード 住宅再生[1]
まいほむ 福井県の空き家を買取再販
キーワード 住宅再生[2]
Sweets Investment 静岡県の空き家を300件以上再生
キーワード 商業店舗転用[1]
ジェクトワン 空き家が民泊や美容院に生まれ変わる
キーワード 商業店舗転用[2]
エンジョイワークス 空き家再生のクラウドファンディング
キーワード 賃貸住宅転用[1]
AlbaLink 空き家を賃貸投資家に販売
キーワード 賃貸住宅転用[2]
巻組 再建築不可物件を賃貸に再生
キーワード 仲介・マッチング[1]
0円都市開発 空き家の無償譲渡を支援
キーワード 仲介・マッチング[2]
家いちば 売りたい人と買いたい人を仲介
キーワード 解体[1]
クラッソーネ 解体業者と施主をマッチング
キーワード 解体[2]
山翠舎 古民家の建材を利活用
キーワード 管理
L&F 空き家管理のフランチャイズ運営
◆7章 トレンド・将来展望
住宅ストックの未来 買取再販、売買仲介ビジネスの進化で
中古住宅流通は増加、40年には20万戸へ 買取再販市場の未来予測 137
販売戸数が増加し、市場規模は年々拡大 2025年に5万戸超、1.5兆円マーケットに
≪買取再販ビジネスのトレンド≫
<1> 省エネ性能の可視化を意識した改修
<2> 不動産査定にAI活用
<3> 大手買取再販会社の地方展開が加速
<4> 異業種参入
<5> 売買仲介大手の本格参入
<6> 訳あり物件に注目した買取再販
仲介リノベ市場の未来予測 築年数古い住宅増え、単価も上昇
仲介リノベビジネスのトレンド 有力新築ビルダーの参入
≪付録≫
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発行はリフォームビジネスを長年追いかけている「リフォーム産業新聞社」。
「市場データブック シリーズ」は、2010年の発刊から、毎年発売を続け、住宅リフォーム業界で活躍する皆さんに毎年使っていただいております。
WEBで検索しても出てこないリアルなマーケティングデータを、経営のお供に。
中古住宅・買取再販&リノベ
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中古住宅ストックの実態
そもそも中古住宅は国内にどれだけあるのか、といった基本情報をまとめています。
最新の住宅・土地統計調査を使って、47都道府県の最新ストック数を紹介。
さらに、900万戸を超えた空き家数や、その問題点についても指摘。
その他、戸建てと共同住宅の割合や、持ち家率、耐震性、省エネ性といったスペックについても紹介しています。
1
2
中古住宅流通の実態
中古住宅はどのように売買されているのか、についてまとめたのが2章です。
売買仲介という形もあれば、近年注目される買取再販という形式もあります。
また、戸建てとマンションではどちらが流通しやすいか、新築との価格差など多角的な視点で流通の実態を明らかにしています。
政府の10の流通活性化策についても取りまとめました。
3
中古住宅購入者の実態
中古住宅を購入する世帯のニーズについてまとめたのが3章です。
購入者の年齢や、世帯年収、買った後にリフォームするのかといった細かなニーズを捉えて、グラフや図で解説しています。
特に、新築と比較してなぜ中古にしたのか、といったニーズ分析はビジネスを成功させる上で重要なデータとなっています。
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中古住宅ビジネス解説①
買取再販
昨今大ブームのビジネス「買取再販」に焦点をあてたのが4章です。
買取再販のビジネスモデルの解説から、市場規模、さらには有力事業者をランキング化して紹介。
また、37社の主要企業については、過去から直近までの業績をまとめました。
買取再販ビジネスの成功させるためのベンチマーク企業を探したり、競合分析に役立つ章です。
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中古住宅ビジネス解説②
売買仲介リノベ
売買仲介の際に、リノベーションまでセットで提供するサービスが増えつつあります。
このようなビジネスモデルを分析したのが5章です。
複雑な業務フローを一つの図にまとめたページや、市場規模、さらには有力事業者のレポートも掲載しています。
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中古住宅ビジネス解説③
空き家利活用・除去
空き家が急増している中で、利活用したり除去したりするビジネスが増えつつあります。
そこで今回、前回の書籍にはなかった新たな章を設けました。
この章では空き家流通活性化のための近年の法改正についてのまとめや、空き家問題をビジネスで解決しようとしている取り組みを11事業者の実例とともに解説しました。
7
トレンド・将来展望
最終章では中古住宅の数や流通の未来、さらには買取再販やリノベーションのトレンドと今後の市場規模について分析しました。
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